飼料価格高騰対策の拡充を求める要望書 | ちば自民党

飼料価格高騰対策の拡充を求める要望書

 令和4年12月12日(月)、千葉県12区選出 森 英 介 衆議院議員の先導のもと、角田秀穂農林水産大臣政務官にお時間を頂き、下記の通り「飼料価格高騰対策の拡充を求める要望書」を手渡し、切実なお願いを聞いて頂きました。

 角田農林大臣政務官から前向きなお話を頂きましたので、我々も、国の早急な対応に期待し、畜産経営の安定及び安全・安心な国産畜産物の安定的な供給を図るため一層の努力をして参ります。

飼料価格高騰対策の拡充を求める要望書

 我が国の畜産業を取り巻く情勢は、世界的な新型コロナウイルスの蔓延やロシアによるウクライナ侵略等を背景として飼料や資材等の価格が高騰しており、急激な円安も進み、今後も価格が下がる要因が見当たらない状況となっています。

 畜産物を含め農林水産物においては、生産コストの上昇に対して価格転嫁が難しいうえ、生産者によるコスト低減も限界にきており、このままでは、多くの畜産農家の方々が廃業してしまうことが懸念され、思い切った支援措置が必要です。

 我が千葉県においても地方創生臨時交付金を活用し、畜産農家に対する支援策を講じたところですが、各県独自の対策では支援内容に不均衡が生じてしまうことから、国においては、畜産経営の安定及び安全・安心な国産畜産物の安定的な供給を図るため、全国一律での支援策を講じられるよう、下記の事項について強く要望いたします。

1 配合飼料価格安定制度の一層の充実・強化を図ること。また、輸入粗飼料についても配合飼料と同様にセーフティネットを整備すること。

2 畜産物を含め農林水産物の適正な販売価格の形成に向けた仕組みを構築するとともに、適正な価格設定に対する国民の理解醸成を促す積極的な取組を図ること。

3 国産畜産物の安定生産及び安定供給に資する総合的な支援を確実に実施するため、十分な予算を確保すること。

令和4年12月12日
農林水産大臣  野 村 哲 郎 様
農林大臣政務官 角 田 秀 穂 様

自由民主党千葉県支部連合会
幹事長  河 上   茂
政調会長  瀧 田 敏 幸
政調副会長  武 田 正 光
政調副会長  山 本 義 一
政調副会長  實 川   隆
政調副会長  小 池 正 昭
農林水産部会長  髙 橋 秀 典