党情報告 | ちば自民党

党情報告

平成十八年三月二十五日

第四十九回定期大会

幹事長代理 河上茂

 本日、第49回自由民主党千葉県支部連合会定期大会を開催したところ、御来賓の方々をはじめ、多くの党功労者、そして各議員、大会代議員の皆様の御出席を頂き、心から御礼を申し上げます。

 それでは、昨年4月2日の定期大会以降の党情について御報告を申し上げます。

 まず組織の現状についてであります。本大会の構成支部は、地域支部72、職域支部45、衆議院の選挙区支部12、参議院議員選挙区支部2の合計131支部となっており、平成17年度の在籍党員数は2万3237名で、前年度より913名の減少となりました。全国的な党員減少状況の中で、本県においては所属国会議員、県議会議員に対して党員獲得目標数を割り当て、獲得運動を展開した結果、最小限の党員減にとどめることができました。

 しかし、党員数全国第22位は、本県県政に比べますと大きな乖離があると言わざるを得ません。運動方針にもあるとおり、強力な党員獲得運動を展開し、党勢の拡大強化を目指してまいります。各支部及び党員の皆様の格段の御努力と御協力をお願いする次第であります。

 また、平成の大合併が進行し、本県においても、週明け27日に合併の第1次として一区切りとなります。これにより、市町村の大幅な再建、再編が行われ、36市17町3村の56市町村体制となります。これに伴い、我が党支部にも改廃が生じ、予定も含め、夷隅町、大原町、富浦町、白浜町、丸山町支部が解散となります。今後も引き続く平成の大合併により、市町村数の減少とともに、地方議員も最大で現在の3分の2程度まで減少すると見られており、このことは、これまで政治情勢の変動の中で我が党の基盤を地方が強力に支えてきた体制の弱体化が大きく懸念されるところであります。党員獲得運動とともに、将来を見据えた体制整備の道筋を付けることが現在喫緊かつ最大の課題であります。この点においても、県連として最大限の努力を傾注してまいりますので、各支部及び党員の皆様の格段の御努力と御協力をお願いする次第であります。

 次に選挙について申し上げます。

 昨年8月8日に最大の政治課題であった郵政民営化を巡って突然衆議院が解散となり、8月30日公示、9月11日投開票の日程で、第44回衆議院議員総選挙が執行されました。極めて明確な争点で展開した選挙戦は、終盤に向かうにつれて、だれもが経験したことのない異常とも言える盛り上がりとなり、結果、先ほど紹介がありましたとおり、本県においては13全選挙区に我が党議員を配置することとなりました。これも、ひとえに皆様方のお力の賜物であり、改めて厚く御礼を申し上げます。しかしながら、その後、7区については残念なこととなり、補欠選挙となりました。この補選は、昨年の総選挙以来、全国で初めて行われる国政選挙であり、また、総選挙の我が党大勝を受け、現在の政治情勢も含め、全国から注目を集める選挙となっております。秋の政治日程を控え、今後の政局を占う戦いであります。小泉改革の総仕上げとして、改革加速の旗印の下、県連を挙げて必勝体制を戦ってまいります。党員、党友の皆様の絶大な御協力を切にお願いを申し上げます。

 次に党本部における大会について御報告を申し上げます。

 昨年11月22日、立党50周年を記念する臨時の第72回自由民主党大会が新高輪プリンスホテルにおいて盛大に行われました。この大会の席上で、我が県から永年功労の優秀党員として、飯島重雄君、松戸敏雄君、イシイヒロコさんの3名が晴れの総裁表彰を受けられました。受賞者の皆様に心からお祝いを申し上げます。

 また、第73回自由民主党大会が去る1月18日、公明党や経済界の方々をはじめ、多くの来賓、衆参議員、全国から参加の代議員など約3200人が新高輪プリンスホテルに出席して盛大に開催をされました。今年の大会は、立党50周年の昨年、まさにけじめの年に行われた総選挙で歴史的な大勝利を飾った我が党が小泉総裁を先頭に一層の改革推進を確認する大会となりました。この大会の席上で、我が県から優秀党員として、田中由夫君、浜田穂積君、酒井茂英君、八代俊彦君、本間進君、大曽根重作君、谷口光彦君、田中浩君、菊池寛君、岩澤貞男君、江沢清君、葛岡郁男君、木村茂君、川村順子さんの14名が晴れの総裁表彰を受けられました。受賞者の皆様に心からお祝いを申し上げます。なお、優秀組織として千葉県支部連合会が表彰を受けましたことを併せて御報告申し上げます。

 次に党県連の諸活動について申し上げます。

 その第1は青年局、青年部が行った街頭行動並びに青年交流会についてであります。前年に引き続き、改革加速の新しい自民党、積極果敢に行動する自民党を広くアピールし、我が党に対する認識を広め、支持の底辺を広げることを目指し、情熱のある青年局、部の県議団が決起し、街頭行動を実施いたしました。また青年交流会は、若年層の皆様の政治に対する考え方や提言、提案等をひざを交えて直接伺い、話し合うことにより、政治がより身近なものとの感覚でとらえられることを目的としたものであります。無党派層と言われる若人や女性層に対する働き掛けのため、県内各地域での広範な活動で若手県議団の熱い愛党の心意気を示す直接行動として話題を集めました。さらに、党県連では学生部の復活設置のため、現在検討を続けているところでありますが、早期の設置を目指して検討を加速させてまいります。

 第2は移動政調会についてであります。

 昨年は、開催に向けた諸手続や開催予定時期に総選挙が行われ、年の後半から合併による市町村の再編が続き、結果的に開催を断念することとなりました。御迷惑をお掛けいたしました関係の皆様に改めておわびを申し上げます。今年以降の移動政調会等については、後ほど政策方針で御報告をさせていただきます。

 第3は党県連主催の政経文化パーティーについてであります。

 党県連としては、県連財政の健全化と良質な事業資金を確保することを目的として、原則として2年に1度政経文化パーティーを開催しております。本年は6月24日、千葉市の幕張プリンスホテルで開催を予定しております。本来の目的達成に向けて、皆様方の御協力を心からお願いを申し上げます。

 最後に、多年にわたり我が党の進展に多大な貢献をされ、惜しくも他界されました方を御報告申し上げ、生前の御功績を讃えたいと存じます。県議会議員小川洋雄君が逝去されました。ここに各位とともに謹んで哀悼の誠を捧げ、御冥福をお祈り申し上げます。

 以上で党情報告を終わりますが、本大会に提案いたしました運動方針案をはじめ、各議案に対し慎重に御審議賜りますよう、お願いを申し上げます。以上です。

第49回県連定期大会