来賓祝辞 | ちば自民党

来賓祝辞

平成十八年三月二十五日

第四十九回定期大会

公明党千葉県本部代表 吉野秀夫

 御紹介を賜りました、公明党の千葉県本部の代表を務めさせていただいております吉野秀夫でございます。

 今日は、自由民主党千葉県支部連合会の第49回定期大会、こんなに盛大に開かれまして、そこに友党ということでお招きを頂きましたことに、まず御礼を申し上げます。本日は大変にありがとうございました。

 私ども公明党は、千葉県下に約170名近い議員がおります。千葉県下の各地で、本日ここにお集まりの皆様のそれぞれの地で、公明党議員に対しまして、いろいろなアドバイス、サポートを日ごろから頂いておりますことにも御礼を申し上げる次第でございます。自公の連立政権6年目に入りまして、明年、参議院の選挙、そして、その前に県議会をはじめとする大きな選挙の年でございます。やはり、私ども公明党はまだ小そうございますけども、このまま、やはり自公の連立、協力というのは必要なんだろうなということを私は痛感を致しておる一人でございます。

 特に、大変遅くなりましたけども、昨年の9月の衆議院の総選挙におきまして、自由民主党の千葉県の皆様が本当に素晴らしい成績を収められて、本当に私もよかったというふうに思っております。そうした選挙の折、自民党と公明党の選挙協力ということで、私ども公明党、自民党の当時の今日いらっしゃる衆議院の先生方に比例区の公明党ということをお願いをして、大変失礼だったかなというふうに考えます。あとで後日談で伺ってみますと、マイクを持って、比例区はコまで出るんですけど、そのあとが引きつって出なかったと、ウが出なかったということで、しかし「比例区は公明党」といったん言ってみたら、あとは随分気が楽になったというようなお話を聞いて、そこまで、要するに公明党と自民党は、だんだん、だんだん、交わりが良くなってきたなということを痛感を致しました。本当にそのときに、衆議院の先生方の皆さん、ありがとうございました。私どももその選挙で約40万の大台に近付くことができて、今年1年、更にどんなに裾野を広げられるかということで、今、頑張っておるような次第でございます。

 桜もまもなく咲きます。春が近付いてまいりまして、世間も大変動いてまいりまして、景気もこの春の到来とともに良くなっていくんだろうなと。ただ、税収のほうというのは、1年遅れとか、まだ、後から付いてくるわけで、ここ当分、まだ財政がそれぞれきつうございますから、県におきましても、市町村におきましても、あるいは国におきましても、政策のプライオリティーというところが、限られた財源を巡ってやはり大きな争点になってくるんだろうなというふうに思います。

 私ども公明党と自由民主党、党が同じわけではないですから、若干の政策の違いもありますから、当然、やはり限られたそのプライオリティーをどういうふうに定めるかということになると、必ずしも100パーセント一致するわけではございませんですが、やはり今後、これはいろいろ協議をし、話合いをして詰めていく必要があるんだろうなというふうに考えておりますし、この県議会においても、本当に大きな力と頭脳を持つ千葉県自民党県議会の皆さんの、また御指導を賜れればなというふうに考えております。

 先ほど、いろいろなお話の中で、7区の候補者が大変立派な方に決まったんだというふうに、私もプロフィールを拝見を致しまして、ああ、素晴らしいことだなというふうに拝見を致しました。そうした中で、これからも自民党と公明党の間で、党が違うから100パーセント同じではないけども、その距離感というのをこれからやはり先、広がらないように、是非大きな政党の自民党さんに御配慮を頂きたいなと、こんな、今日はお願いで参った次第でございます。7区ということに例えば限定してみますと、私どもの公明党、7区周辺の議員というのは、実は女性議員のほうが上回るわけでございまして、そこでアンケートを取ると大変なことになるなというふうに、私は今、これから多分、今日、候補者がお決まりになったということで、何らかのお声が掛かるのかもしれませんけど、そのときの気持ちはハムレットのような気持ちでございます。しかし、大所高所に徹して判断することも大事だし、今ちょうどこの時間、私どもの県本部でも幹事会を開いておりまして、その途中、私は抜けて、今日お祝いに駆け付けたわけでございます。

 今日、この定期大会が本当に大成功裏に終わって、千葉県の県民のためにお互いに前へ前へというふうに進めるような状況に、また一歩、私ども公明党をお導きいただけますよう、心からお願いを申し上げまして、本日の大会をお祝いする御挨拶とさせていただきます。本日は大変おめでとうございます。また、お招き、ありがとうございました。

第49回県連定期大会