第53回定期大会 来賓祝辞 | ちば自民党

第53回定期大会 来賓祝辞

千葉県知事 森田健作 様

【森田健作】定期大会にお招きを賜りまして誠にありがとうございます。2月の県議会、私としては初めての予算でございます。総合計画、そして、重要な議案も含めまして、千葉県議会自民党議員の皆様の大変な一致団結した一糸乱れぬ御協力を賜りまして、そして、また、公明党さんの御協力も賜りまして、成立させていただきました。誠にありがとうございます。

 私は、戦後、こんだけ日本国が世界において大きな経済大国、そして大国になったのは、自民党の力は大変大きいと私は思います。最近の報道によりますと、ちょっとなあ、この民主党は期待外れだな。かといって自民党、それもなあ、どうなのかなあ、こうなのかなあと、多くの国民の心が揺れていると報じられております。私は、今こそ自民党が勇気と自信と誇りを持って、しっかりと国民の心をつかんでいただきたいと、そのように思います。御奮闘を期待しております。ありがとうございました。(拍手)


公明党千葉県本部幹事長 藤井弘之 様

【藤井弘之】ただいま御紹介にあずかりました公明党千葉県本部幹事長の藤井でございます。本来でございましたら、私ども千葉県本部代表の富田茂之が皆様にお祝いのごあいさつを申し上げなければならないところでございますけれども、どうしてもかないませんで、私が代理ということで、馳せ参じた次第でございます。

 本日は、自由民主党千葉県支部連合会の53回目の定期大会にお招きを頂きまして、本当にありがとうございます。私ども公明党がとりもなおさず政権の一翼を担えて、様々な、胸を張りまして、政治改革ですとか福祉関連の制度を作ってこれたのは、本当に、友党と申しますよりも大兄の御党のお力でございます。御党のお支えでここまでやってこれたというふうに実は正直思っております。また、私、個人的には、実は1980年後半ぐらいにですね、まだ社・公・民と言われていたときに、参議院で野党の私どもが多数を取った一時期がございまして、そのときに、実は消費税廃止法案というものを社公民で出させて。社・公・民の社が社会党で、民が民社党ということで、非常に時代を感じるわけでございます。そのとき、私は自民党の先生方の追及をかわすほうの答弁を書く役目を仰せつかっておりまして、そのときにしみじみ思いました。本当に生まれも育ちも違う党が一緒にやっていくのは大変だという。本来でしたら、夜の10時、11時に帰れるところを、私は何度も国会の夜明けを眺めさせていただきまして、答弁の内容がまとまらないというですね。しかも、法案を作った、様々な税制の法案を作られたのが自民党の先生方で、素人の私どもの社・公・民の側の議員が答弁をするという、全くへんてこりんな状況でございましたけれども、それを考えますと、10年間一緒にやってこれたというのは、本当に大変なことでございますし、私はもう、県政史上で後世に残る歴史なんだなというふうに実は思っております。

 残念なことに、昨年8月にこういうことになりまして、雌伏の時代を迎えました。本当にこの雌伏の時代に力を付けなければならないというふうに今しみじみと思っております。そして、恐らく、皆さん方は、政権の受け皿としての実力をこれからもますます磨いていかれることだと思いますし、私どもは、残念ながら政権の受け皿とは言えません。第三局としての力を磨いていこうと、そういうことで今頑張っております。

 参議院の公示まで75日間、地方政治的に言いますと、途中に議会が挟まりますので、現実には、もう実は戦いの期間は60日を切っているという大変厳しい短期間の戦いになりました。政権の受け皿を目指す御党と、そして第三局で力を付けようという私ども、とにかく、それぞれが頑張って、そして選挙でも議会でも大きな成果を上げますように頑張っていきたいというふうに思うわけでございます。

 御党のますますの御発展をお祈り申し上げまして、また、お集まりの皆様方の御健勝を心から御祈念いたしまして、お祝いのごあいさつとさせていただきます。本日は本当におめでとうございました。(拍手)


千葉県地方議員連絡協議会会長 髙安紘一 様

【髙安紘一】ただいま御紹介を頂きました市川市出身の髙安紘一でございます。私ごとき者が、このような席であいさつをしろと言われてまいりましたが、一つだけ言いたいことがあるので、ちょうどいいチャンスだと思って、今日は図々しくやってまいりましたことをお許し願いたいと思います。

 縷々、今までお話しいただいたように、私たちの党は惨敗をして現在に至り、多くの方々より御叱正いただきながら、その中にも、これで終わるんじゃねえぞと言う人もたくさんいます。その声は、皆様方が一番知っていると思うんですね。そのときに、それでは私たちは何をすればいいかということを、あれもこれもそれもというと、できません、人間は。私は一つだと思うんですね。原点に戻ることですよ。三木武吉先生という方がおられて、その当時、鳩山一郎さん、吉田茂さんが二人でけんけんがくがく日本の将来について論じているときに、民主党の鳩山さんと自由党の吉田さんが意見が合わない。時間だけがたっていくときに、三木武吉先生が出てきて、おまえたち二人、いい加減にしろと。何やっているんだ。国民はおまえたちの議論なんか待っていない。一番大事なものを言ってみろと、このことが自主憲法制定になったんです。

 私は、今、先ほど森先生がおっしゃったように、大変に厳しい時代に遭遇しているのは、逆に言えば、自民党が原点に戻ることだと思っています。そのことは、私たち国民に約束した自主憲法制定、一刻も早く、押しつけられた憲法を跳ね返すという気力があったじゃないですか。そのことを多くの国民は待っていたはずなんです。時間がたつにつれて、亡くなった方、そういう方もいます。でも、そういう方たちも、墓の下で待っていますよ。その伝統に裏付けされた日本人の魂、ここに訴える以外にないでしょう。なれば、自主憲法制定を高々に訴えるべきだと私個人は思っておりますので、どうか、そのつもりで、私どもの千議連も努力をさせていただくつもりでおりますので、これからも御指導を頂きながら、この多くの皆様方の御判断に従いながら、誤りなき党運営に頑張ってもらいたい。森先生にもお願いをいたします。

 同時に、私たちは、それなりの責任を伴って、多くの仲間や友達に再生日本の自由民主党を見てもらう、このぐらいの気概がなくて、日本の再建はありません。どうか、お力を貸していただきたいと思います。大変高い席から、お願いだけで大変失礼いたしましたけれども、心をくんでいただいて、この新しい日本づくりに御協力をお願いしたいと思います。以上です。終わります。ありがとうございました。(拍手)

第53回県連定期大会