ちば議員会のお知らせ

平成25年6月定例県議会 代表・一般質問質疑内容を掲載

6月11日(火) 第1日目(代表質問)

  • 【職員給与の減額案 知事「苦渋の決断」】
    渡辺議員は、県の職員給与を平均7・8%引き下げる条例案について、県執行部の認識を尋ねた。

    森田健作知事は「国と地方が一丸で日本再生に取り組みたいという国の要請を重く受け止めた。職員には厳しい内容だが、苦渋の決断」と説明した。

    高橋渡副知事は、県内市町村への対応について「市町村職員の給与は各自治体が自主的に決定すべきであるため、市町村の担当部課長会議で国の要請内容を説明し情報提供に努めている。議会や住民の理解が重要なので、この点を十分留意いただくよう助言している」と答弁した。

    県市町村課によると、7日現在、12市町が職員給与減額の方針を決め、39市町村が検討中。浦安、野田、館山の3市は減額しないことを決めている。

6月12日(水) 第2日目(一般質問)

  • 【アンテナ店展開 総合的な検討必要】
    内田悦嗣議員(自民党)は、県内の特産品を販売するアンテナショップの全国展開について県の方針を尋ねた。

    佐藤商工労働部長は「特産品の販売や地元食材を使った飲食店など工夫を凝らしているが、人が集まる一等地での立地費用などで経営状況は厳しいと聞いている」と指摘。仙台市など東北や北海道を中心に千葉の魅力発信に努めるとした一方、「設置には総合的な観点からの検討が必要」と慎重な姿勢を示した。

6月13日(木) 第3日目(一般質問)

  • 【文化財の安房南高 試行的に一般公開】
    秋山光章議員(自民党)は県指定有形文化財の旧安房南高校木造校舎(館山市北条)の活用方法などを尋ねた。

    滝本寛教育長は、昨年度に同校舎の外壁塗装工事を実施したと報告し、「今後、必要な整備を行い試行的な一般公開をする」と答弁。

    試行結果や地域の関心の高まりなどを踏まえた上で、「観光資源としての利用を含め、地元や関係団体と連携協力した活用方策について検討する」とした。
  • 【工事場の資材盗 捜査体制を強化】
    江野澤吉克議員(自民党)は、建設資材を盗むいわゆる「工事場狙い」について取り上げた。

    大山憲司県警本部長は「工事場や資材置き場の工事材料や資材、道具類を盗む工事場狙いの昨年中の発生件数は678件で、摘発件数は71件だった」と報告。

    今年5月末現在の発生件数は前年同期比57件減の262件、摘発件数は同20件増の39件。県警は未然防止に向け、事業者への啓発活動を強化するとともに、捜査体制も強化するとした。

6月14日(金) 第4日目(一般質問)

  • 【健康寿命の調査 本年度解析着手】
    佐野彰議員(自民党)は、介護を必要としない期間を示す「健康寿命」の調査について尋ねた。

    鈴木健彦保健医療担当部長は、生活習慣と疾病との関係を10年間追跡して分析する「おたっしゃ調査」を実施しているとして、「本年度はその結果を解析して健やかな長寿の実現を目指した健康づくりに役立てる」と答弁。

    「健康寿命には地域格差があり、その要因を分析するため関係機関と連携して取り組む」とした。
  • 【道徳DVD教材 中学は37校利用】
    中沢裕隆議員(自民党)は、道徳教育について県独自のDVD教材の利用状況を尋ねた。

    滝本寛教育長は、昨年度実施した調査で、すべての学級で使用したのは高校が125校のうち53校、中学校が326校のうち37校、小学校は719校のうち193校にとどまっていると報告。

    「道徳教育の成果や課題の把握は重要。毎年実施している調査を工夫充実させ、具体的な成果や課題を把握していく」と述べた。
  • 【幕張新都心整備 「千葉市主体で」】
    宍倉登議員(自民党)は、幕張新都心の今後について質問した。

    森田健作知事は「幕張新都市のまちづくりは企業庁の土地造成整備事業が一定の区切りを迎えることから今後は千葉市が主体的に取り組んで行くことになる」と述べた。

    昨年度末の建設事業の達成状況は、計画面積522ヘクタールに対し91%に当たる473ヘクタールの基盤整備が完了したが「残る49ヘクタールの早期完成が課題となっている」と答弁した。

6月17日(月) 第5日目(一般質問)

  • 【7月から地元説明 新流山橋先行整備】
    武田正光議員(自民党)は、江戸川にかかり東葛地域と埼玉県を結ぶ「仮称新流山橋」の現状を尋ねた。

    小池幸男県土整備部長は「県北西部の発展や流山橋周辺の交通混雑の緩和に大きく寄与するものと考えている」と答弁。

    本年度は、橋の取り付け区間を先行的に整備するため新規に事業化したとした上で、「7月から地元での説明会を開き、関係者の協力を得ながら用地取得を進め、早期に工事着手できるよう努める」と述べた。
  • 【自動車税、来年から ネットで納付可能に】
    坂下茂樹議員(自民党)は、インターネットを使った自動車税のクレジットカード納付について取り上げた。

    森田健作知事は「自宅のパソコンなどで24時間支払うことが可能になる。納税者の利便性向上と納付率の向上を目的に導入する」と述べ、来年5月の定期課税から開始する方針を示した。6月補正予算案に関連経費を計上している。

    県税務課によると、クレジットカード納付は16都府県ですでに実施している。
  • 【九十九里保安林 地域一体で整備】
    實川隆議員(自民党)は、旭市から一宮町にかけての九十九里海岸の保安林再生状況を尋ねた。

    麻生恵農林水産部長は、同海岸の県有保安林のうち約12キロメートルの砂丘造成、約280ヘクタールの森林造成に取り組んでおり、本年度中に砂丘は約6キロ、森林を約38ヘクタール整備する方針を報告。その上で「地域の子供たちや17の企業や団体が森林整備に協力し、これまでに約7ヘクタールを植栽した。今後も地元と一体で保安林の再生を着実に進めていく」と述べた。

6月18日(火) 第6日目(一般質問)

  • 【今年から用地取得 成東駅南口の道路】
    松下浩明議員(自民党)は、山武市の成東駅周辺で県が施工する都市計画道路「成東駅南口線」の整備状況を尋ねた。

    小池幸男県土整備部長は「地域の活性化と利便性の向上を図るため、市が実施している駅前広場の整備と連携して進めている」と報告。

    昨年度に道路設計や用地測量が完了したとして、「本年度より用地取得を始める。関係者の協力を得ながら事業の推進に努めていく」と答弁した。
  • 【銚子連絡道にも 圏央道開通効果】
    信田光保議員(自民党)は、圏央道木更津-東金間開通後の銚子連絡道路の利用状況を聞いた。

    小池県土整備部長は「東京都や神奈川県から東京湾アクアラインを経由し銚子連絡道路の終点である横芝光インターチェンジまで高速道路で直結し、アクセスが大幅に改善された」と指摘。その結果、大型連休中の銚子連絡道路の交通量は前年比24%増の6200台、銚子市内の観光施設も同3割増の入り込み客数だったと報告した。
  • 【大網スマートIC 周辺に物流施設検討】
    阿井伸也議員(自民党)は、2019年に開設が予定される圏央道の大網白里スマートインターチェンジ(仮称)について尋ねた。

    早川徹都市整備局長は同インターが「県内既存施設と異なり、大型車両が通行可能で24時間の運用となるなどインターチェンジと同等の機能を有する計画となっている」と指摘。

    その上で「地元市と協議しながら大網白里スマートインター周辺に物流施設の設置が可能となるよう検討していく」と答えた。