ちば議員会のお知らせ

平成18年12月定例県議会ちば自民党 代表質問・一般質問中の質疑内容を掲載しました

12月定例県議会 質疑並びに一般質問

 

12月5日(火)第1日目(代表質問)

吉本 充(富津市選出)
【合併第2幕では指導力を発揮へ】
吉本議員は、平成合併第二幕での県の役割や、財政、農業問題など多岐にわたり県政の主要課題について質問した。
堂本暁子知事は先月公表した合併推進構想案について、「積極的に合併の意義や効果を説明する」とした上で、「必要があれば、的確な助言と調整、(合併協議会設置の)勧告を検討する」と述べ、第一幕よりもリーダーシップを発揮する考えを示した。
イノシシによる農作物被害が拡大している問題で、白戸章雄副知事は「地域ぐるみの対応が最も重要」とし、現在の被害対策連絡会議を「有害鳥獣対策本部(仮称)」に強化することを報告。
情報提供や広域的取り組みのコーディネート、捕獲事業に対する支援、効果的な捕獲方法と被害防止対策を講じることを明らかにした。

 

12月7日(木)第3日目

伊藤 勲(富里市選出)
【タミフル備蓄に約5億6千万円】
伊藤議員は韓国で鳥インフルエンザが発生したことを受けて、インフルエンザ特効薬・タミフルの備蓄量などについて質問した。
山口忠則健康福祉部長は「県の目標備蓄量は四十九万六千人分。今年度は二十四万八千人分を約五億六千万円で購入する」ことを、今議会で提案したと説明した。「議会の承認が得られれば、来年一月にも今年度分の備蓄が完了する」と答えた。
北海道でスズメが大量死したネズミチフス菌について山口部長は、本県でも過去に一件発生したことを報告。「食品営業施設などを対象として、啓発に努めている最中」と述べた。

 

石井 利孝(八街市選出)
【県内認定農業者 年度末5千人超】
石井議員は、本県農業の経営安定対策、今年度末で解散する方向の県農業開発公社の今後について質問した。
川島彰比古農林水産部長は、認定農業者数が今年九月末で四千百四十九人で、昨年三月より約三百人増えたと報告。
「認定農業者は本県農業を担う主役」としたうえで、重要性の啓発や集中的な育成指導の結果、年度末に五千人を超える見込みであることを明らかにした。
解散後の同公社について、川島部長は「法令で定める事業以外は原則廃止する」と説明。職員(現在四十四人)の再就職などの処遇については「最大限努力する」と答えるにとどめた。

 

12月8日(金)第4日目

服部 友則(八千代市選出)
【早期結論に理解】
服部議員は、八千代広域公園の早期供用の観点から「民間主導や新たな手法の検討が重要だ」として、県市の検討状況をただした。
堂本暁子知事は「ワーキンググループで施設整備の詳細な調査研究をしているが、地元住民の要望を一義的に優先することが大事」としたうえで、「あらゆる可能性を検討する。できるだけ早い結論と利用ができるようにしたい」と答えた。
開業した八千代医療センターの全病床の早期稼働の見通しの質問では、山口忠則健康福祉部長が「百五十床でスタート。来年四月に二百五十床、〇八年四月には三百五十五床の全面稼働を予定している」と述べた。

 

西尾 憲一(船橋市選出)
【食べ切り運動を計画に盛り込み】
西尾議員は教育、環境問題などを取り上げた。  環境問題で、食品の食べ残しを防ぐなどユニークな「おいしい福井 食べ切り運動」を紹介して、県のごみ排出抑制の取り組みを質問。堂本知事は「何らかの方法で千葉の食べ切り運動をしてもいいのではないか」と述べ、現在改定中の廃棄物等処理計画(仮称)に盛り込む考えを示した。
「喫緊の課題」とするJR南船橋駅前広場整備では、古川巌水企業庁長が答弁。周辺開発の進展で駅利用者増の将来予測を実施し、駅前広場の規模は現計画で対応可能を確認。「本年度中に船橋市と現計画案で合意に向け精力的に協議を進めている」とした。

 

渡辺 芳邦(木更津市選出)
【カジノ本県導入 慎重対応の姿勢】
渡辺議員は、地域振興問題に絡み、カジノエンターテインメントの本県導入を提案した。
飯田耕一商工労働部長は「欧米ではカジノは大人の社交場として発展し、観光資源の役割もある」とする一方、本県への導入については、六都府県でつくる地方自治体カジノ協議会が法整備に向け検討中であることを報告。
「本県はオブザーバーとして出席しており、今後は協議会の検討状況をみながら対応を考える」と答えるにとどめた。
職員の人材育成問題で植田浩総務部長は「団塊世代の大量退職に備え、一部業務で民間企業などの経験者を採用する方向」と述べた。

 

12月11日(月)第5日目

内田 秀樹(浦安市選出)
【養護学校生急増 余裕教室を活用】
内田議員は、自閉症児の支援、三番瀬、県営水道などについて質問。
金親信一水道局長は、建設中の江戸川浄水場(仮称)の名称について、九百七十一点の公募の中から「ちば野菊の里浄水場」に決まったことを報告。試運転を経て来年十月に給水を開始するという。
県立養護学校の児童生徒の状況について佐藤健太郎教育長は、この五年間で五百人増加、うち知的障害養護学校の高等部で二百人増えていることを報告した。
対策として「松戸市つくし養護学校の増築を進めるほか、増加の著しい地域で、高校の余裕教室を活用した分校設置を検討中」と答えた。

 

西田 三十五(佐倉市選出)
【国旗・国歌問題 本県は適正実施】
西田議員は、教育現場での国旗・国歌斉唱問題、印旛沼の環境問題などを聞いた。
佐藤教育長は、都教委による国旗・国歌強制を違憲とした東京地裁判決について聞かれ、「都教委は控訴したと聞く。本県公立学校では学習指導要領により、適正に実施されている」とし、今後ともこれまで通り指導する考えを示した。
日本史を必修科目とすべき―との質問には「日本人としての自覚を持ち、主体的に生きるために、わが国の歴史の理解と尊重がこれまで以上に重要」などと述べたうえで、千葉など一都三県の教育長が文科省に対し、検討を要望したことを報告した。

 

阿井 伸也(山武郡選出)
【千葉大網線に圏央道のICを】
阿井議員は、県道・千葉大網線に圏央道のインターチェンジ(IC)設置を要望した。
青山俊行県土整備部長は「IC設置は他地域との連絡強化や利便性向上に有効。国と調整を図りつつ、東日本高速道路株式会社に働きかける」と述べた。
九十九里町片貝と富津市布引で不法占有していた海の家の撤去状況について青山部長は、全二十五軒のうち、「十六軒が自主撤去。六軒を行政代執行した」と述べ、布引では撤去が完了したことを報告した。
「残る三軒についても年度内に撤去する」と話した。跡地については、「通年型の観光地の形成を検討する」と答えた。

(千葉日報12月6日、8日、9、12日付けの記事を転載しました)