ちば議員会のお知らせ

平成20年9月定例県議会ちば自民党、一般質問の質疑内容を掲載

9月定例県議会 一般質問

9月29日(月) 

吉本 充
【富津市の残土問題 事業者に協定指導】
吉本議員はことし五月末に県が許可した富津市金谷地先の残土処分施設について質問した。
市原久夫環境生活部長は県が許可した理由について「関係部局や富津市へ意見紹介を行い、残土条例の許可基準を満たしていた」と説明。事業者には「土砂搬入前に説明会を行い、住民の理解を得て協定締結に努めることを許可条件に加えており、県として今後も指導していく」としながら、許可取り消しについては言及しなかった。
◆県議会リポート
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亀田 郁夫
【緑の研修生45人 間伐の担い手に】
亀田議員は、森林による二酸化炭素の吸収量が温室効果ガス削減量に算入できることなどから、森林整備の必要性を主張した上で、間伐の担い手となる林業者の動向について質問。
加藤勝農林水産部長は、「県内の林業従事者は二百五十人いるが、高齢化などで労働力の確保が課題。新しい時代の森づくりに向け、緑の研修生として二〇〇三年から四十五人が定着、作業リーダー研修なども実施し、人材の育成を図っている」と説明した。
◆県議会リポート
平成20年9月県議会一般質問 =PDFデータ
 

 

9月30日(火)

石毛 之行
【銚子の病院検討 委に県も参加へ】
石毛議員は地元の銚子市立総合病院休止問題を中心に医療・救急搬送問題などを取り上げた。
堂本暁子知事は「休止は県としても残念に思う。支援を検討したが医師の引き揚げを止めることができなかった。市の今後の医療体制構築に努力する」との認識を示した。
小川雅司健康福祉部長は「銚子市が今後設置する新たな病院のあり方を検討する委員会には委員の選定支援に加えて、県も委員として参加する」と述べた。

 

鈴木 衛
【東京10号線延伸 事業化を検討】
鈴木議員は本八幡駅と新鎌ケ谷駅間を結ぶ東京10号線延伸新線や県内水道の料金格差などを質問。
堂本知事は「県が事務局を務める新線検討委員会で市川、鎌ケ谷市と採算性や事業効果を調査中。二市と連携を密にして事業化に向けて検討する」と述べた。
自治体によって三倍近い料金格差のある水道料金について、依田茂総合企画部長は「県内水道経営検討委員会の提言を受け、コスト縮減が期待できる広域化を検討している」とした。
◆県議会リポート
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石橋 清孝
【戦争末期の県内 空中写真入手へ】
石橋議員は太平洋戦争末期に米軍が撮影し、ワシントンの米国公文書館に保管されている九十九里地域の空中写真を県が入手する考えの有無を質問。
松原延治総務部長は、「米軍の空中写真などは県史編さん事業の中で約四十件収集したが、県の戦争の歴史を後世に伝えるためには十分でないのが現状。戦争末期の米軍空中写真は歴史的にも貴重な資料なので、今後、具体的な収集方法を検討したい」と前向きな姿勢を示した。
◆県議会リポート
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佐藤 正己
【市町村地籍調査 進まず全国40位】
佐藤議員は市町村が主体となって土地の境界や所有者などを確定する地籍調査の進ちょく状況などを質問した。
橋場克司県土整備部長は、「県下五十六市町村のうち三町が完了し十市町が実施中。対象面積に占める二〇〇七年度末の進ちょく率は12%で全国四十番目。全国平均48%を大きく下回っている」とした上で、「境界の復元、災害復旧の迅速化、公共事業円滑化のため関係市町村に強く働き掛ける」と述べた。
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10月1日(水)

木下 敬二
【学校給食の県産食材使用を推進】
木下議員は市町村合併や農業問題などを質問。
堂本暁子知事は、第二ステージの「平成合併」が進まないことについて「第一ステージで合併協議会を設置しながら至らなかった地域は、本質的な部分を残している。財政効果などからも合併を進める必要はある」との認識を示した。
佐藤健太郎教育長は「公立学校給食の米と牛乳は県産。旬の野菜もたくさん活用されており今後も米飯、米粉製品など県産食材の活用を進める」と述べた。

 

瀧田 敏幸
【北総13市町村の立地3年で49件】
瀧田議員は北総地域への企業立地状況などを質問。
猿田寿男商工労働部長は、「千葉ニュータウンや成田空港周辺の十三市町村には二〇〇五年からの三年間で県全体の二割強を占める四十九件が立地。件数の推移も〇五年が七件、〇六年が十六件、〇七年が二十六件と着実に伸びている」とした上で、「成田空港の拡充、成田新高速鉄道や圏央道などの整備が進む中で企業立地の優位性が高まっている地域」と述べ、誘致政策強化に意欲をみせた。
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江野澤吉克
【鉄道駅の77%がバリアフリー化】
江野澤議員は県内鉄道駅のバリアフリー化率や耕作放棄地の調査状況などを質問。
依田茂総合企画部長は、「七月末現在、一日の利用者が五千人以上の百八十三駅のうち77%の百四十一駅で全ホームにエレベーターなどが整備されている」と報告。加藤勝農林水産部長は、「耕作放棄地の調査結果を十一月末までにまとめ、耕作不可能地として赤に区分された土地は農業委員会総会で農地か非農地かを判断する」とした。

10月2日(木)

阿井 伸也
【AED設置情報 来年度に公表へ】
阿部議員は県有施設への救命機器AED(自動体外式除細動器)の設置状況などを質問。
小川雅司健康福祉部長は、「八月末現在で県立学校百五十九校のうち百十四校に計百四十八台、警察署三十九署に各一台、県庁舎に四台など、県有施設全体で二百三十五施設に二百九十八台設置済み」と報告。さらに効果的な運用に向け、市町村などが設置するAEDも含めて県内の設置情報をまとめ、来年度早々に公表する方針を示した。
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阿部 紘一
【水道事業体統合 来年度に方向性】
阿井議員は空港問題や水道問題などを取り上げた。
堂本暁子知事は「羽田国際化を全否定できない。成田が首都圏の国際基幹空港として機能が発揮できるように県としても協力していく」などと述べた。
依田茂総合企画部長は「先行的取り組みとして九十九里地域と南房総地域の用水事業体と県営水道の統合は、事業体の現状や水需要、統合した場合の効果などを検討している。来年度をめどに結果を取りまとめる」との方針を示した。
◆県議会リポート
平成20年9月県議会一般質問 =PDFデータ

(千葉日報9月25、30日、10月1日、2日付けの記事を転載しました)