ちば議員会のお知らせ

平成21年6月定例県議会ちば自民党、県議会リポートを掲載

6月定例県議会 質疑並びに一般質問

 

6月17日(水) 第1日目(代表質問)

河上 茂
【財政運営懸念し給与減額再延長】
河上議員は、職員給与の減額措置について「すでに6年にわたり継続しているが、職員の士気を損なうのではないか。さらに延長するには明確な説明が必要」と質問した。
延長理由について森田健作知事は「(今年7月末までとした)議会の付帯決議は重く受け止めているが、昨年来の急速な景気悪化や厳しい県内経済、雇用情勢に伴い、今後の財政運営への影響が懸念される。このような状況を総合的に勘案し検討したところ、減額措置を現時点で終了できる状況にないという判断に至った」と答弁した。
一方、新型インフルエンザ対策について植田浩副知事は、現在備蓄している約50万人分のタミフルに加え、今後3年間で約71万人分を追加備蓄する方針を明らかにした。
 

 

6月19日(金) 第3日目

石毛 之行
【観光リーダー養成 県が積極的に支援】
石毛議員は観光施策の取り組みについて、知事の考え方をただした。
森田知事は「これからの観光は点から線、線から面へとつなげることが重要。観光リーダーの育成やボランティアガイドの養成などを積極的に支援する」と述べた。
地域の観光資源の保全について、高橋渡商工労働部長は「地域が主体となって磨き上げることが重要と考えている。県としては効果的な広報に努める」と答弁した。

 

近藤喜久夫
【妙典橋は外環道の完成と同時に】
近藤議員は1999年に着工した市川市の(仮称)妙典橋の工事の進ちょく状況について質問した。
森田知事は「江戸川を渡河する妙典橋は外環道(外郭環状道路)と交差するバイパス道路の一部で、用地買収が済んだところから順次工事している。橋りょう工事は河川管理者など関係者との協議が整い次第、速やかに工事に着手。外環道の完成に合わせたい」と答えた。また、外環道については「一日も早く完成するよう協力している」とした。
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6月22日(月) 第3日目

信田 光保
【無届老人ホーム 9割安全に問題】
信田議員は高齢者問題を取り上げ、無届け有料老人ホームが県内で41件に上ったことなどを質問。
森田健作知事は「41件のうち、非常照明の未設置など防火安全体制に問題があった施設が39カ所、入居者の居住環境に問題があった施設は9カ所。これらの施設に対し、有料老人ホームとして届け出するよう指導するとともに、防火管理体制等の改善を求めた」と答弁。無届けホームの9割以上で安全対策に問題があったことを明らかにした。
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亀田 郁夫
【レセプト電子化の支援へ基金活用を】
亀田議員はレセプトオンライン化(電子化)で県内の104医療機関が廃院を検討していることについて県の対応を尋ねた。
電子化に対応するため各医療機関は新たな設備投資が必要だが、戸谷久子健康福祉部長は「国に対し負担軽減策を実施するよう要望する」と説明。IT化に対応するための新たな職員雇用には「ふるさと雇用再生特別基金事業の活用について研究する」としつつ、国の独自の支援策を注視する考えを示した。
◆県議会リポート
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伊藤 昌弘
【印旛沼周辺・流域9万人未処理排水】
伊藤議員は印旛沼の水質保全へ沼周辺・流域住民の合併処理、高度処理浄化槽の普及状況を質問した。
市原久夫環境生活部長は昨年度末までで合併処理浄化槽が約7800基、高度処理が約1400基で「年々増加している」と強調した。
ただ「流域内では約9万人が生活排水を未処理で排出する単独処理浄化槽やくみ取り便所を使用している」ことも説明し「今後とも普及促進に努める」と述べた。 ◆県議会リポート
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鈴木 衛
【外環道で市川市の要望3カ所未着手】
鈴木議員は外郭環状道路整備について市川市が提出した9分類22項目の要求について質問した。
橋場克司県土整備部長は「市川市の要望のうち仮称妙典橋、国道14号市川拡幅、高谷川の改修、江戸川左岸流域下水道松戸幹線は事業着手している」としながら「押切橋、大洲橋、葛南広域公園は厳しい財政事業の中、いまだ具体化に至っていない」と答弁。鈴木議員は「ずいぶん簡単な答弁だ」と憤り、真剣に検討するよう要望した。
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6月23日(火) 第4日目

瀧田 敏幸
【いすみ鉄道赤字が2600万円拡大】
瀧田議員は会社の存廃について検証期間中の第三セクターいすみ鉄道の昨年度決算について尋ねた。
小川雅司総合企画部長は、1億2800万円の赤字で、前年度より2600万円赤字が拡大したことを報告した。赤字拡大の理由は「災害復旧の費用」とし、「今年度はグッズ収入や運賃改定で3400万円(前年度比1500万円の増収)の収入」を見込んだ。その上で「今年度の決算を踏まえて会社の存廃を議論する」と述べた。
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武田 正光
【県内ロケ地支援 昨年度166件】
武田議員は、観光振興を目的に、ロケ地を紹介し映画やドラマ撮影を支援する県の「フィルムコミッション事業」について質問。
高橋渡商工労働部長は「県コミッションはロケ候補地の情報550件を収集しており、年3千件超の問い合わせに対応。昨年度、具体的な支援依頼があった202件のうち撮影が行われたのは35件。千葉市、流山市、銚子市のコミッションと情報交換しており、県全体では166件の作品を支援した」と現状報告した。
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今井 勝
【再就職支援策 受け皿に課題】
今井議員は、厚労省の教育訓練給付制度で新たに給付対象となる普通自動車の第2種免許取得に関して、免許を取得できる指定教習所の数を質問。
高橋商工労働部長は「県内で指定された自動車教習所はない。指定拡大に向け、教育訓練給付金などの国の制度についてよく知られていない状況もあり、積極的な情報提供を行ってまいりたい」などと答弁。再就職支援策の受け皿づくりに課題があることを明らかにした。
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6月24日(水) 第5日目

秋山 光章
【旧安房南高校舎 図書館化は困難】
秋山議員は県有形文化財に指定されている旧県立安房南高校校舎を後世に残していくため、県立図書館として有効利用してはどうかと提案。
鬼澤佳弘教育長は「建物が狭あいで、(木造のため)強度などの問題もあり困難」と答弁。「地元館山市のまちづくりの考え方などを聞きながら、旧安房南高校跡地全体の利活用について検討を進める中で、校舎の活用方策についても検討していきたい」と今後の方針を述べた。
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大野 真
【特別支援学校の過密対策15億円】
大野議員は過密化が進む特別支援学校の施設整備の状況について尋ねた。
鬼澤教育長は特に高等部について「過密化の解消と卒業後の就業が喫緊の課題」と説明し、児童生徒の増加対策として、2007-08年度にかけて総額約17億3千万円で実施してきたことを報告。「今回の補正予算で冷房装置やバリアフリー化などを行い11億5500万円を計上。今年度予算は15億5300万円となる」と大幅に拡充したことを強調した。
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服部 友則
【教職員の事務負担 軽減へ検討チーム】
服部議員は教職員の事務負担の軽減策について質問した。
鬼澤教育長は「教職員が児童生徒と向き合う時間を確保するため事務負担の軽減は必要」と認識を示し、「学校を対象とする事務量軽減検討チームを庁内に設け、学校を対象とした会議や調査の統廃合など169件の改善をするとともに、文書処理の簡素化や電子メールの活用など調査指針の際に留意すべき事項をまとめた」ことを明らかにした。
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渡辺 芳邦
【羽田の航空機騒音 再拡張工事で拡大】
渡辺議員は羽田空港に離着陸する航空機の騒音について尋ねた。
市原久夫環境生活部長は木更津市内に3カ所ある観測点で2007年度は環境基準(うるささ指数WECPNLが年平均70)を下回っていたことを報告した。しかし、「羽田空港の再拡張工事に伴い、C滑走路の着陸制限でA滑走路の着陸回数が増え、畑沢地区では07年11月から08年2月までの月平均指数が70を超え、航空機騒音が大きくなっている」と答弁した。
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(千葉日報2009年6月18、20、23、24、25日付けの記事を転載しました)